皆さんこんにちは。
今日、7月31日は弊社(株式会社エストディアン)の期末であると同時に、アイネットテクノロジーズさんの期末でもあります。アイネットテクノロジーズさんでは毎年、期末に従業員の方々を連れて箱根の旅館に行き、そこで社員研修を開催しています。
今年は新しく入社された方々を対象にEMS分野の研修を開催したいとの相談をいただいたので、私からは研修内容を提案し、箱根で今年も登壇させてもらうことになりました。
↓去年の様子はこちら↓
昨年も同じ旅館に伺って登壇させていただいたのですが、その時から従業員数が倍増していたことにびっくり!旅館のキャパシティを考えると、来年はもうこの旅館には来れないのではないかと思うぐらい従業員も増えていて、それだけアイネットテクノロジーズさんの勢いを感じるものでした。
1時間目:EMS研修
今回はMicrosoft Entra IDを中心にモダンワークスペース管理の考え方について講義を行いました。とはいえ私が一方的にお話しするだけでなく、実際のテナントを利用しながらユーザー作成やクラウドサービスの連携設定などを一緒に確認していきます。
例えば「パスワードベースのシングルサインオンを設定するときは事前に管理者がユーザーのパスワードを設定すべきか?」など、皆でディスカッションしながら運用設計に関わる要素について考察を深めていきました。
アイネットテクノロジーズさんのようなSIベンダーさんの場合、運用設計の部分でどれだけお客さまのためになる提案ができるか?ってところが腕の見せ所になります。新しく入ってこられた方々にはその重要性を認識してもらえるよう(簡単ではありますが)ディスカッションを取り入れてみました。
そして最後は私から実装に関わるお題を出して、皆さんにMicrosoft Entra管理センターで設定していただくというアウトプットの機会まで設けました。限られた時間でありながらインプット/アウトプット/ディスカッションと、うまくミックスされた研修が実現できました。
2時間目:Microsoft Purview
ここからはCSOの加藤さんとCEOの上口さんにバトンタッチし、Microsoft Purviewを利用したコンテンツ管理の話をしていただきました。アイネットテクノロジーズさんではSIベンダーとしての事業の他にSOCに関わる事業があります。SOCというとEDRのマネージドサービスというのがよくお見掛けするサービスだと思いますが、Microsoft Purviewのマネージドサービスを展開しており、その実績に基づくお話だったので、どれも興味深いものばかりでした。
ここにはあまり書けないけど、特に秘密度ラベルの考え方は特筆すべきものであり、興味を持った私は研修時間が終わって部屋飲みしている時まで、あれこれ聞いてしまいました..
それはともかく2時間目が終わると、お昼休みを挟んで決算報告や宴会へと続いていくのでした。
学びの多様性
箱根の旅館で研修を行うというと一見すると昭和な印象を持つかもしれません。
しかし、ほどほどに誘惑から隔離された空間での学びの機会と
終わったらお酒を飲んだり、温泉街ならではの場所に遊びに出かけたりする機会が持てるのは古くて新しいなと感じるものでした。
そして若い方でも積極的に参加されていたのが印象的でした。
「学びという投資に確実な成果を」をミッションに掲げる私としては今回の研修を通じて参加していただいた方が活躍し、事業への貢献につながることができたら嬉しい限りです。