皆さんこんにちは。国井です。
2016年最後の投稿は、Azure AD参加×Exchange Onlineのちょっとした小ネタを。
新しいPCでOutlookをインストールし、初めて起動すると、Outlookプロファイルを作成する画面が出てくると思います。おなじみのこの画面ですね。
ところが、Azure ADに参加しているPCから初めてOutlookを起動すると、こんな画面が出てきます。
この画面で、[接続]をクリックするだけ。
これで、プロファイルの作成は完了です。
ちなみに、このときの動きをWireSharkでキャプチャし、DNSパケットだけ取り出すと、ご覧のようにautodiscoverを利用してメールボックスの情報を収集しようとしていることが確認できます。
これまで、Exchange ServerとOutlookの組み合わせではActive Directoryからautodisocverを利用してメールボックスの情報を収集し、メールボックスに自動接続していましたが、同様のことがExchange OnlineとOutlookの組み合わせでも行われているのです。
ということは、ユーザーが利用するExchange Onlineのメールボックスに関する情報はAzure Active Directoryに保存されているっていうことなのかな?
最近では、「Active Directoryドメインに参加すると利用可能な●●の機能」に対応する、Azure ADの機能って、色々増えてきていますね。
いずれにしても、とても便利な機能なので活用してみてください。
最後に、今年も一年お世話になりました。来年も皆さんにとって良い年でありますように☆