皆さんこんにちは。国井です。
今日は久しぶりにMicrosoft Intuneの話です。私の印象ではMicrosoft Intuneって、iOSデバイス優遇な感じがありました。
モバイルデバイスとしてWindows 10をバリバリ使う私としては、もうちょっとWindows 10のためになってくれてもいいのに!と思うこともあったのですが、最近ではWindows Information Protection(WIPについては山市さんの記事をみるとわかりやすいですよ)など、Windows 10まわりの機能の充実してきているようで、そろそろMicrosoft Intune×Windows 10の組み合わせって本格的に使い始める時かな?などと考えていたりします。
そんな折、Microsoft Intuneのサイトを眺めていたら、Windowsストアとの連携機能を見つけました。Windowsストアからアプリをダウンロードする際、マイクロソフトアカウントを利用するのではなく、Azure ADアカウントを利用する、企業向けのWindowsストア(ビジネス向けWindowsストア)がありますが、Microsoft Intuneでは、ビジネス向けWindowsストアから購入したアプリがMicrosoft Intuneから配布できるように連携されています。
連携設定はMicrosoft Intuneから行います。
左ペインの[管理者]から[モバイルアプリ管理]-[Windows]-[ビジネス向けストア]を展開し、[同期の構成]をクリックして、
[ビジネス向けWindowsストアの同期を有効にする]にチェックをつけておきます。
ここまでできたら、ビジネス向けWindowsストアへ移動し、サインインします。
サインインしたら、[Settings]-[Management Tools]をクリックして、Microsoft Intuneをアクティベートします。
ここまでできたら、連携完了!って思い、Microsoft Intuneのサイトに戻ってみると、Intune会社のポータル(Company Portal)アプリを購入しないと、連携設定は完了しないよ、とのエラーが出ていました。
そのため、もう一度ビジネス向けWindowsストアに戻り、Intune会社のポータルを購入します。(購入といっても、Intune会社のポータルアプリは無料です)
今度こそ、連携設定は完了です。これにより、定期的にMicrosoft Intuneはビジネス向けWindowsストアに接続し、購入したアプリの一覧をチェックします。
ビジネス向けWindowsストアで購入したアプリは自動的にMicrosoft Intuneの[ボリューム購入アプリ]一覧に転送され、アプリの展開がすぐに行える状態になります。
ストアからアプリをダウンロードして、Intuneでアプリをアップロードして、、という面倒なことをしなくてもいいので、便利です。