皆さん、こんにちは。国井です。
最近、私の周りではマイクロソフトが提供するクラウドサービス、Enterprise Mobility Suite(EMS)の話をよく聞くようになってきました。
EMSは複数のクラウドサービスから構成されていますが、そのEMSの中にあるデバイス管理ソリューションがMicrosoft Intuneと呼ばれるサービスです。
昔は「Intune」と検索すると、「もしかしてiTunes?」と検索結果が出るくらいの知名度でしたが、Windows10をはじめとするデバイス管理や、SCCMと組み合わせたデバイス管理など、モバイルデバイス管理(MDM)、モバイルアプリケーション管理(MAM)、モバイルコンテンツ管理(MCM)の分野で、頭角を現すようになってきました。
そこで、今回は日本マイクロソフトの安納さんの協力でMicrosoft Intuneを知るための動画をまとめて作成させていただきました。全部で10本の動画を作りましたが、どれも20分弱で、さっと見られるものに仕上がっていますので、ご自身の興味ある分野をピックアップしてご覧になってみてください。
では、ダイジェストをご紹介します。
第1回 Microsoft Intune の概要と Windows 10 デバイスの登録 (1)
Microsoft Intuneを使ってWindows10を管理するには、デバイスの登録作業が必要です。
その登録作業をIntuneそのものの初期設定と共に解説しています。
Intuneを使い始める方、必見です!
第2回 Microsoft Intune の概要と Windows 10 デバイスの登録 (2)
前回に引き続き、Intuneの初期設定作業を紹介しています。第1回の動画と合わせてごらんください。
第3回 特殊な Windows 10 デバイスの登録方法とインベントリ参照
Windows10デバイスをIntuneするとき、利用条件や使用許諾契約にあたるような文書を事前に提示するような登録ができるので、その方法についてデモンストレーションと共に紹介しています。
第4回 デバイスのセキュリティ ポリシーの実装
この回からは新シリーズとして、セキュリティポリシーによるデバイスに対する様々な制限設定を紹介しています。
第5回 Windows 10 カスタム ポリシー/コンプライアンス ポリシーの実装
Windows10専用のポリシー設定で様々な機能制限を設定しています。
第6回 Windows 10 デバイスのための電子メール プロファイルの配信
Intuneのポリシーは機能制限を設定するだけでなく、デバイスに対する各種設定を自動化することもできます。この回ではメールプロファイルの設定をIntuneから配布し、設定を自動化する方法を紹介しています。
第7回 条件付きアクセスによるコンテンツ アクセス制限
この回から始まる新シリーズでは、アプリケーションとコンテンツの管理機能についてです。
特に第7回では、Intuneの機能のハイライトともいうべき、セキュリティポリシーに基づくメールやコンテンツへのアクセス制限機能について紹介しています。
第8回 アプリケーション ポリシーを使用したアプリの配信
アプリケーションの配布機能を紹介しています。モバイルアプリケーションの配布機能は撮影時点でWindows10対応ではなかったので、代わりにiOSアプリの配布方法を紹介しています。
第9回 会社で保護されたアプリによるデータの保護
業務で使用するアプリで扱われるコンテンツに対するアクセス制限機能を紹介しています。
この機能、私のお気に入りで、情報漏えいを防ぐソリューションとして、こんな手があったか!と思わせてくれるものです。
ぜひご覧ください!
第10回 デバイス紛失時の対応
最終回はリモートワイプと呼ばれる、遠隔からデバイスのデータを消去する機能の紹介です。
Intuneではセレクティブワイプと呼ばれる、ちょっと特殊な方法で、業務で使用するアプリとデータだけを消すという芸当をやってのけてくれます。
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このお話をいただいたときに、他の動画とはひと味違った、リラックスして見ていただけるものを作ろうと思い、独特な雰囲気(場所)で解説するということをしてみました。
真夏のビーチで解説してくれ!とか、温泉旅館で足湯につかりながら解説してくれ!とか無茶なリクエストもいただきましたが、いくらBYOD時代だからと言って、そんなところで仕事をすることなんかないですよね?
話は脱線してしまいましたが、楽しんで学習していただければ幸いです。