皆さんこんにちは、国井です。
2014年10月に「ディレクトリ同期を今すぐ実行する方法 – 2014年版」という投稿をさせていただき、
Start-OnlineCoexistenceSyncコマンドレットが有効だという話をさせていただきました。
ところが、前回の投稿でも登場したAADSyncでは、Start-OnlineCoexistenceSyncコマンドレットがなくなり、DirSyncで行っていたディレクトリ同期を今すぐ実行する方法が利用できなくなりました。
では、AADSyncツールではどうやってディレクトリ同期を今すぐ実行するか?
その答えはタスクスケジューラにありました。
[タスクスケジューラ]管理ツールからAADSyncのタスク(Azure AD Sync Scheduler)を開き、右ペインの[実行]をクリックすれば、いつでも実行開始できます。
([トリガー]タブを見ると、3時間ごとに同期タスクを実行するように設定されていることがわかりますね)
また、[操作]タブを見ると、c:program filesmicrosoft azure ad syncbinフォルダーにある
DirectorySyncClientCmd.exeが同期実行のプログラムになっていることが確認できます。
つまり、DirectorySyncClientCmd.exeを実行すれば、ディレクトリ同期を今すぐ実行できることがわかります。