Azure Active Directoryディレクトリを削除する

皆さんこんにちは。国井です。

最近はAzure ADのセミナーやトレーニングで登壇させていただく機会が多く、
参加される方から、かなりの確率で「ブログ見てますよ」と言われます。
こうして声かけてもらうのはうれしいことで励みになります。
また、中にはブログのお問い合わせコーナーからお礼をいただいたり、お仕事のご依頼をいただいたりする方もいらして、
色々な反響を感じることが多く、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

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今日は最近、ご質問でいただくことが多い、Azure ADディレクトリ(ドメイン)を削除する方法について載せておきます。
(あまりに何度も同じ話をすることが多く、説明が面倒になってきた、というのはナイショです)

Azure管理ポータル画面で、作成したAzure ADディレクトリの一覧はご覧いただけますが、
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この画面から、削除ボタンをそのままクリックすると、

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こんな感じで、削除を認めてくれません。

多くの場合、マイクロソフトアカウントを使ってAzure管理ポータルにサインインして、Azure ADディレクトリを管理しており、ユーザーの一覧を見ると、マイクロソフトアカウントが登録されていることが分かります。

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Azure ADドメインに登録されているマイクロソフトアカウントを削除してしまえば、Azure管理ポータルからは(マイクロソフトアカウントが管理しているAzure ADディレクトリではなくなるため)消えてなくなります。しかし、Azure管理ポータルからはユーザーを削除させてもらえません。

そこで登場するのが、Windows PowerShell用Azure Active Directoryモジュール。
自分のコンピューターにモジュールをインストールし、実行して、
Connect-MsolServiceと入力して(Azure ADディレクトリの管理者アカウントで)サインインし、

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Remove-MsolUserコマンドレットでマイクロソフトアカウントを削除します。
(あらかじめGet-MsolUserコマンドレットでユーザー名を確認しておくと便利ですね)

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これで出来上がり。

Azure管理ポータルをリロードすると、

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消えてなくなっていることが分かります。

Azure ADディレクトリを削除したか?と言われると、ちょっと違うけど、
簡単に操作するなら、こんな方法ではいかがでしょうか?というものを紹介させていただきました。

お試しあれ。