Office 365とクラウドサービスの認証ベストプラクティスコース再始動

皆さんこんにちは。国井です。

2018年6月の開催を最後にお休みをいただいていた、Office 365とクラウドサービスの認証ベストプラクティスコースですが、このたびAzure AD完全対応版として、再リリースすることになりました。

これまで提供してきた「Office 365とクラウドサービスの認証ベストプラクティス」コースではADFSを扱ってきましたが、今回はAzure ADとクラウドサービスを関連付けてシングルサインオンする、Azure ADとオンプレミスActive Directoryを関連付けて一体運用する、という部分に特化したトレーニングコースを提供します。

対象となる方々

SIerにお勤めの方であるか、自社のIT部門を担当している方であるか、は明確に定めていませんが、インフラエンジニアとしてAzure ADをこれから導入したい、または導入しているのだけどクラウドサービス/アプリの関連付けの部分でどうするべきか?オンプレミスActive Directoryとの共存をどうするべきか?ということでお悩みの方を対象にしています。

取り上げる技術エリア

・Azure ADとクラウドサービス/アプリの関連付けによるSSOの実装
・オンプレミスActive DirectoryとAzure ADの一体運用

この2つに特化しています。
Azure ADという認証基盤を活用できるようになるには、やはり多くのアプリを関連付けておくことが欠かせません。だからこそ、Azure ADとクラウドサービスやアプリを関連付けるところに注力することにしました。ただし、アプリ開発のコースではないので、「アプリの調達基準にOpenID ConnectやOAuth 2.0を含める」としたアプリを開発してもらったときにインフラエンジニアとして、それをどうやってAzure ADに実装するか、また正常に運用させるか、というところに注力しています。ですから、アプリ開発を行った経験がなくても大歓迎です。

トレノケートさん開催のコースとの違い

私自身、トレノケートさんでもAzure ADのトレーニングコースを扱っておりますが、トレノケートさん開催のAzure Active Directoryを使用した認証基盤の構築コースではAzure AD全般を取り上げています。本コースではユーザー作成の部分などについて時間をかけて触れることができないので、その意味で内容的には少し異なる予定です。ですので、オーバービューから学習したいという方は、先にトレノケートさんのコースをご受講いただくとよいと思います。

敷居が高くないですか?

特定の分野に特化するということは、敷居が高いと思われるかもしれません。しかし、過去の開催でもそうでしたが、実際には受講される方が「私はテキストに書いてないけど、こういうことを知りたい」と言われることが多く、それに合わせてカスタマイズしていくスタイルで進めることが多いです。テキストの内容やレベル感よりも受講される方の要望を満たしていくということに重きをおいていますから、敷居が高いなどと言わずにご参加いただければ幸いです。

お申込み・会場について

前回と同様にイルミネート・ジャパンさんにお願いしました。Webサイトから日程も含めてご確認いただけます。
なお、イルミネート・ジャパンさんとの協業でAzure ADだけでなく、Microsoft 365に関わる様々な分野をピンポイントで学んでいただけるコースを提供する予定ですので、こちらも順次提供予定です。お楽しみに。

初回開催は2019年7月31日~8月2日です。
会場でお会いできることを楽しみにしています。